岩手県二戸市浄法寺で制作される汁椀です。上塗には浄法寺漆を使用していますが、下・中塗に中国産の漆を使います。オール浄法寺漆のものは価格が1.5倍くらい高くなりますのでお求めやすいこのお椀に決めました。

色目は、左側の黒っぽい方が溜 右側の赤いのが朱です。溜というのは、ベンガラを混ぜた漆を塗り重ねた上に、半透明の漆を塗って仕上げたものです。

左のピカピカが私物 右が新品 使うほどピカピカに育つのが漆の魅力です。毎日使うと、漆がだいぶ身近になってきます。

直径120×70mm 小ぶりではありません。主観では、中くらいよりやや大き目の印象。木地/水目桜 説明書のみで箱はつきません。
漆はわからないことがいっぱいです。しかしどなたでも簡単に使える日用の品です。まずはお椀からはじめてみませんか。漆に詳しい方、漆に思い入れがあるお店、産地がお近くにあれば、それらを頼りにご購入する方がいいと思います。そんな人も頼りも何もないようでしたら、私どもからご購入することをご検討ください。